「日光の奥座敷」と呼ばれる湯元温泉は、788年に日光山輪王寺を建立した勝道上人が開湯したとされ、以後1200年以上も愛されてきた。豊富な湯量と泉質の良さで知られ、効能と環境から「国民保養温泉地」に指定されている。周辺には湯ノ湖や湯滝、温泉寺や温泉神社など温泉にまつわる地名も多く残されます。源泉にある湯畑には木道が設けられ、地中から湧き出る白濁の湯を見ることができます。
湯元温泉の泉質は、中性~弱酸性の硫化水素泉で、源泉の温度が49.3~78.9度と言われます。もともとの源泉の色は、エメラルドグリーンですが、地上の空気に触れることにより、乳白色に変色します。また、気候や気温によっても微妙に変色します。メタケイ酸が多く含まれていることにより、美肌効果に優れ、女性に人気が高い湯です。また、高血圧や疲労回復、神経痛、糖尿病、冷え性などに効果が高いと言われてます。